待って!そのお薬、大丈夫?

いよいよ春、真っ最中ですね!これからいろいろな虫が活発に行動する時期です。
皆さまは大事なご家族さまを世の中の寄生虫から守るため…
特に「フィラリア」「ノミ・マダニ」の予防には注意してらっしゃると思います。

さて、ここでこの時期の動物病院内で、よくありがちな会話をご紹介します。

「先生、フィラリアとかのお薬はネットで海外のものを安く買っているから、いらないです。大丈夫です。」

という飼い主さまのお話です。

このブログを獣医さんがご覧になっているなら…
“うんうん、そういう患者さまいるよねー、あるあるあるある!”
と関口宏もうなずいてしまうような反応をしてくれることと思います。

ところが、それ、本当に大丈夫???

動物用医薬品は、必ずかかりつけの獣医師に

最近、農林水産省が海外からの動物用医薬品に対して注意喚起を促す通達を出しました。

海外から輸入する動物用のお薬には、大切なご家族さまの健康被害や思わぬリスクなど、多くのトラブルを抱える可能性があります。
一部の国では組織的に偽薬が製造され、また粗悪な製品も横行しています。先日もタイで偽造品が確認されています。

最近では個人で輸入されている方もいらっしゃいますが、薬自体が偽造品である可能性もあります。
また重大な副作用の可能性(薬の副作用は命の危険性があります)、購入先とのトラブルの可能性、輸入時の通関トラブルの可能性など…。
決して小さくはない問題点を抱えているのです。

詳しく知りたい方はこちらにアクセスしてみてください。

動物用医薬品は必ずかかりつけの獣医師に処方してもらってくださいね!