災害にあたり、飼い主さまに知ってほしいこと

この度の令和6年能登半島地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地の一日も早い復興と平穏な日々を、衷心よりお祈り申し上げます。

元旦の自然災害…正直驚きました。
が、同時に当然のことながら「自然災害は、時間も場所も選ばない」ことを改めて痛感いたしました。

ひとりの人間として、また獣医師として何ができるかは、まだ思案中ではございます。
しかし、まずは災害に関連する情報を飼い主さまにお伝えできればと思い、今回のブログを書くことにいたしました。

自治体ホームページで、情報を確認しておくことの大切さ

環境省では、災害発生時のペットの同行避難を推奨しています。

ただし、飼い主さまがワンちゃんや猫ちゃんなどと同行して避難場所まで安全に避難する「同行避難」と、避難所で飼う「同伴避難」とは違います。
つまり、飼養環境(一緒に生活できるか、できないか)については、各自治体ならびに避難所によって異なるのです。

災害時に同居できない可能性については、あらかじめ知っておいた方が良いかと考えます。


なお、佐倉市のホームページには「災害時のペット同行避難について」というページがあります。
また「ペットの災害対策について」というページもあります。
日ごろの準備や避難所での対策について、端的にまとめられております。

このような自治体の特設ページは、ぜひあらかじめご確認ください。

しつけや常備薬の備えなど、今からできることを

自然災害が発生したときに、気をつけておきたいこと…。

災害が起こると、飼い主さまと同じようにワンちゃん、猫ちゃん、ハムスターちゃんたちもパニックになります。
居場所を把握するためにも、ワンちゃんの場合はリードを付ける、猫ちゃんの場合はゲージに入れるようにしてください。
もちろん、飼い主さま自身の安全確保も大切です!

さて…少しでも役に立つ情報をお伝えできましたでしょうか?

災害に備えて「日ごろのしつけ」「ノミダニ予防やワクチン接種などの健康ケア」「薬などの備蓄」など、わからないこともあるかと思います。

そのようなときは、気軽に相談してくださいね。